ラ・パスの旅行情報
ラ・パスとは
ラパスは標高3600mで世界一標高の高い首都として有名です。憲法上の首都はスクレですが、実際行政上、事実上の首都はラパスとなっています。
空港があるエル・アルトは標高4000m。ペルーから来た旅行者など高度に順応済みであれば心配ありませんが、到着後に高山病の症状が出ることもありますので深呼吸を心がけてゆっくり歩く、お酒を飲みすぎないなとの注意が必要です。
気温は年間を通して10度前後、日中日差しがあればもっと高くなることもしばしばですが、朝晩はやはり冷え込みますので常に暖かい上着の準備が必要です。季節は1月~3月の雨季と、それ以外の乾季の2種類で、南半球に位置する為雨季が夏、乾季が冬に当たります。
街中ではドルはあまり使えませんので、両替をする必要があります。米ドルをご持参になり、空港やホテル、両替所等で現地通貨ボリビアーノへの両替をお勧め致します。
街中の治安は日中でも貴重品や身の回りに気をつけて行動してください。凄腕のスリがいますので、日本の感覚でいると見事にヤラれてもただ笑うしかありません。向こうから話し掛けてくる人は基本的に相手にしない様にしていれば偽警官にも捕まらずに済みます。
日が暮れてからは基本的に少人数で外を出歩かない様に注意して下さい。
ラ・パスの地図
ラ・パスの行き方
日本からボリビアへの直行便がなく、少なくても2回の乗換えが必要となります。
一般的なのは北米経由で成田→ダラス→マイアミ→ラパス等。
マイアミ経由で所要約27時間。
他にも北米各都市を経由するパターンや、日本→オーストラリア→チリ→ボリビア等色々な回り方があります。
ラ・パス周辺地域の見どころ
スクレ旅行情報
意外と知られていないのですが、実はスクレがボリビアの憲法上の首都。しかし、今では最高裁判所がスクレにあるのみで他の行政機関は全てラパスに集中しています。
そのせいかスクレは古都の様な落ち着きと伝統を感じさせる白壁の町並みを併せ持ち、その美しい町並みは世界遺産に登録されています。ブラブラと待ち歩きするだけでもとても楽しめる大人の観光スポットです。
標高も約2730mとボリビアの中では低めで温暖な気候に美味しい郷土料理。
一度スクレを訪れれば必ず虜になってしまう魅力がある街です。
スクレの地図
スクレへの行き方
飛行機を利用する場合
ラ パス、サンタクルスからそれぞれ3つの航空会社(Aerosur、BOA、TAM)が運行しています。ただし、全ての航空会社が毎日運行しているわけでは ないので、運航日に注意が必要です。ボリビアのフライトは他の国に比べると比較的欠航や遅延、スケジュール変更が頻繁に起こります。
(※2012年4月現在アエロスールは経営破綻を申請した為弊社ではお勧めしておりません。)ラパス-スクレ間のフライト時間は45分、サンタクルス-スクレ間は30分程度。
バスを利用する場合
コチャバンバからスクレは所要約10時間半、運賃は80ボリビアーノ(約800円)。
ポトシからスクレは所要約3時間で運賃は20ボリビアーノ(約200円)。
旅行者はウユニ塩湖に向かう前後にポトシからスクレを経由するパターンが多いです。
ラパスからスクレは所要約18時間、150ボリビアーノ(約1500円)。
スクレ周辺地域の見どころ
ポトシ旅行情報
ポトシはラパスから南東に440kmに位置する都市で標高は何と4200m。人が住む都市としては世界最高地点との記録も持っています。
16世紀にセロ・リコ(Cerro Rico)と呼ばれる鉱山から金、銀が採掘出来る事が発見されて一気に植民地支配の中心都市となり、一時は人口20万人を越える大都市となりました。
19世紀以降は鉱物もあまり採れなくなり、今では少し落ち着いた雰囲気のある街となっています。
それでも未だにこの街の主要産業は鉱山からのミネラルの採掘であり、鉱山で実際に働いている人たちと触れ合える鉱山ツアーは観光客にも人気のアトラクションです。
ポトシの旧市街は植民地時代の面影を今に留め、世界遺産に登録されています。