3日目は朝8時半頃の飛行機に乗る予定だったので、少し遅く起きても大丈夫なはずだった。
のに、クスコの街でデモがあるとかで、朝6時以降は交通が麻痺するらしく、結局4時半起き。
これで3日連続4時半起きだ。
普段なら四捨五入しても寝る時間のほうが近い。
夜が明けるかどうかの朝5時半くらいに飛行場についたはいいが、そこで3時間以上待たなくてはいけなくなった。
しかも、飛行場はデモの影響で大混雑。
更にはツアーのお客様の半数近くが違うフライトでラ・パス入りすることになっていた。
久々に味わう南米のカオスっぷりに心躍る。
そりゃ3時間もあれば友達もできるわ。
それでも我々の飛行機は予定通りに離陸し、一路ボリビアのラ・パスへ向かうことが出来た。
チチカカ湖上空
寝不足気味の頭を抱え、2時間半後には世界一標高の高い国際空港、エル・アルトに着く。飛行機を降りるとそこは高度4,000mの世界。バゲッジクレームから荷物を取るのにもいちいち疲れる。
空港を出るとボリビア支社のマイちゃんが送迎に来ており、懐かしい顔にホッと落ち着いた。
久しぶりだぜ。ラ・パスボリビア
2年前に滞在した時には市場でiPhoneをスられ、そのスリの凄技に感心しつつも悔しい思いをさせられた街。
山脈に囲まれた盆地に煉瓦色の小さな箱をたくさんぶっちゃけたような街の作りで、道行く人から車から全てが混沌としている印象がある。
全然嫌いじゃない。
ランチは目抜き通りのきれいなレストランで。
昼食を市内で取った後は、郊外にある観光地、月の谷へ。
まるで月面のようだ。とアポロ乗組員が言ったとか。
スーパーガイドのヨシ君の言うことには、つい最近まで観光地でもなんでもない場所だったらしく、たまたまここに来た宇宙飛行士が「月面みたいだな」と言ったところから月の谷と名づけ観光客からお金を取るようになったそう。
(いままで見たことのある月面の写真とはおよそ似ても似つかないので、この話は眉唾だと思ってる)
だもんで、特にガイドはなく、月の谷はただこの地形を楽しむ場所として存在している。
期待しなければけっこうイイと思う。
それまで観光地でも保護区でもなかったため、すぐギリギリまで無造作に宅地開発されているのもボリビアらしくていい。
人と自然が混ざり合う。
月の谷を後にして、一行はラ・パスの原宿、サガルナガ通りへ。
サガルナガ通り。ツアー会社とおみやげ屋さんがひしめき合う
この通りと交差するリナレス通りが、通称「魔女通り」と呼ばれるラ・パスの観光地のメッカ。
黒魔術的に今でも使われるリャマの胎児のミイラや、強壮剤に使われるのであろうヒトデの干物やら薬草やらが店先に並び、民芸品に混じって幻覚サボテンなんかも売られているステキな場所だ。(注:2年前には確かにあったのに、今回は幻覚サボテンは見かけなかった。禁止になったのかな?)
息子ちゃんはここでも人気者
カッコいいセーターが売ってたがちょっと小さかった、、、
こんな感じで散策してきた。
ラ・パス、イイ感じ
明日はいよいよウユニ塩湖へ
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