パナマの空港 パンデミック編
tanakakosayuriko2020-11-14T06:30:00+09:00前回のブログの続き。 読んでいない人はこちらから↓↓↓ https://jp.onlyone.travel/%e3%82%ad%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%83%90%e5%87%ba%e5%9b%bd%e3%80%80%e3%83%91%e3%83%b3%e3%83%87%e3%83%9f%e3%83%83%e3%82%af%e7%b7%a8/ 夜中にキューバを出国し、無事7時過ぎにパナマに到着。 パナマもまだフライトの本数は限られていたので、空港にいつもの賑わいはありませんでした。 到着後は、指定された待合室へ向かうと保健省のスタッフが数人待ち構えていました。体温を測り、出国地やパナマの滞在先などの情報を提出。14日間外出することができないので、それを誓うためにサインを行うと、毎日電話するから電話に出てね、と念押しされた。 パナマの携帯番号は持っていたものの、1年以上使っていなかったのでまだその番号が使えるかどうか不明でした。でもそれしか連絡先がなかったのでその番号を提出。後々携帯会社に連絡すると、すでにその番号は他の人の手に渡っており、私は番号を再度取得する必要があった。。。保健省のおじさん、本当に電話していたのだろうか。。。 これで検査は終了し、いつも通り荷物を受け取り空港を出る。タクシーやUberなど、空港での迎えの制限はなし。 1年半振りのパナマ。到着した日の天気は悪かったものの、高層ビルや海のにおいがとても新鮮でした。これから14日間、家から出ることができないというのでキューバの配給所でもらってきた粉ミルクや家にあった缶詰などの食材を持参しました。それでも足りないものが多々あったので、友人にスーパーで買い出ししてもらい、とりあえず餓死することがないように準備。 パナマには物が溢れていて、ネットがサックサクでとても快適。そしてアパートは14階だからか、風通しがとても良く、キューバに比べて随分涼しく感じました。 レストランの出前以外に、野菜から肉屋、一般的なスーパー、パン、スイーツまで、様々なサービスにおいて宅配が可能になっていました。宅配のお兄ちゃんに聞いてみると、コロナで職を失ったのでデリバリーサービスを奥さんと初めたとか。やりたいかどうかは別にして、そうやって自由に自分で何かを始めることができるのは、資本主義の良い部分ですよね。今回の件で、キューバで職を失っても配給がある限り、豆や米、砂糖、塩などを入手できるので死ぬことはない。でも、収入源を確保するために自分で新しくビジネスを始めようというのは非常に厳しいのが事実。資本主義と社会主義について深く考えさせられました。 この自由なパナマでこれから何をしようと考えているとあっという間に14日間が過ぎ、最終日には保健省から隔離終了の連絡がメールにて通知されました。電話が繋がらないといったことについて特に連絡がなかったので一安心。 これからは毎日美味しいものを食べて、外に出て散歩や運動をしよう!と決意した隔離14日でした。